2018年5月21日月曜日

偏差値60を超える単純な方法


中学生から偏差値を60越えるためにはどうすればよいか?
という質問がありました。


偏差値60を超えることは
私の経験から、また教え子の様子から
あることをするだけで簡単に越えます。


それは単純な2つのことです。


間違えた問題をそのままにしない。

間違えた事実を正面から受け止める。


この2つをしっかりやるだけで
偏差値は60を越えることは可能です。


伸び悩んでしまう子は
この2つに何らかの問題があるものなんです。


もちろん、偏差値70台を越えるためには
これだけでは厳しいです。
しかし、60台であれば、この2つだけで
十分に到達できます。


この2の行動をストップしてしまう
2つの邪魔な考えがあります。


間違えたくない。

間違いを隠したい。


この2つの考えがある限り、
間違えから学ぶことができないので
成長のスピードがかなりゆっくりに
なってしまいます。


どうして間違えから学ぶことが大切だとわかっていても
かたくなにこの2つの考えにとらわれてしまうのか。


それは幼少期から間違えることが悪いことだし、
間違えることは恥ずかしいことだ
という価値観が刷り込まれているからです。


これは時に家で刷り込まれることもありますが、
それ以外にも学校や習い事などでも
刷り込まれていくものです。
間違えることが恥ずかしい


よくある原因は、
間違えたときに笑われた経験。
間違えたときに叱られた経験。
です。

これが繰り返されるうちに
間違えてはいけないという
強迫観念が植え付けられてしまうのです。



この強迫観念が
間違わないようにとカンニングしたり、
間違えたことを隠そうと、消しゴムで消して〇にするという行動を
呼び起したりします。


この強迫観念が行き過ぎると
はじめから勉強しなければ笑われることも
叱られることもない。
だから、勉強はやらない!という最終形態の答えを導くことも。


学校や塾などの外部環境はコントロールできないので、
まずはご家庭の中だけでも
「間違えることは悪いことではない」
ということを徹底してほしいところです。


子供に教えると同時に
私たち大人が間違えることは悪いことではないと思えているか
と確認してみることも大切です。


子供のころから知らず知らず植え付けられた考え方は
大人になっても残っているものです。


もし、ご自身が間違うことは悪いことだと
思い込んでいるなら、
まずは今から自分に言い聞かせることを
してみてください。

「間違えることは悪いことではない。」


子供たちが間違うことを恐れず、
間違いと向き合い、
間違いをそのままにせずに復習するという習慣を身につけたなら、
偏差値60を超えることは時間の問題です。


少しでも子育てのヒントになればうれしいです。

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