みなさんのお子様が勉強をしている場所は
どこですか?
子供が自分の部屋をもっていて、
そこで勉強しているというご家庭も多いですよね。
特にバンコクという比較的広いコンドミニアムに
住んでいる方が多い地域では、
子供部屋が当たり前にありますからね。
TJブリッジの塾の代表としてだけでなく、
小学校の教師をしてきて多くの子を見てきました。
その結果として小学生のおすすめの勉強場所として
導き出した場所は・・・
それは・・・
もったいぶります・・・
でも、よく考えたら題名に書いてしまっていました・・・(^^;
ということで、
リビングです。
もちろん、リビング以外がダメだというわけでもないので、
最適解ではないです。
ベターだというレベルでとらえておいてください。
ちなみに私の子どもはリビングで勉強をしています。
リビングで勉強をしているわが子を見て気づくことがあります。
■鼻歌を歌う。
■鉛筆キャップをいじる。
■机の近くにあるキャラクター物の文房具の絵を
じっと眺める。
■爪をいじる。
■指の皮をいじる。
親がいるリビングですら
このような集中力が欠ける態度を見せます。
ましてや誰の目も届かない自分の部屋となると・・・
リビングでわが子が勉強していると
このような集中力に欠けている状態に
すぐに気づくことができることが
メリットになります。
ただ、ここですぐに怒ってしまうようだと
親子関係にとってはデメリットになるので
注意は必要です。
このように集中力にかけているときは
別に怒る必要はないんですよね。
怒られるほどの悪いことじゃないです。
集中力が欠けているわが子を見かけたら、 軽く声をかけるだけでOKです。
「がんばっている?」とか、
「わからないところあった?」とか。
声をかけてあげるだけで、
再び勉強に集中し始めることができます。
子どもは集中力の欠ける行為を
無意識で行っていることが多いので、
声をかけられない限り、
飽きるまでやり続けてしまうことが多いのです。
さぼろうと思って意図的にやっているわけではないので、
怒るほどのレベルのことじゃないんです。
無意識で行っていることが多いので、
声をかけられない限り、
飽きるまでやり続けてしまうことが多いのです。
さぼろうと思って意図的にやっているわけではないので、
怒るほどのレベルのことじゃないんです。
もし、子どもが自分の部屋で勉強をしていたら、
このように子どもが集中力の欠けていたとしても
親は気がつくことができませんよね。
手遊びしたければし続けることができます。
しかも、部屋の中には
ぼーっと眺めているだけでも楽しいものばかりです。
マンガ、ポスター、人形、ポータブルゲーム、
携帯、タブレット、などなど。
子どもは鉛筆キャップですら手遊びに使うので、
子供部屋にある物の誘惑の威力たるや・・・
一度誘惑に負けようものなら、
リビングの時のように声をかけてくれる人がいないので、
ぼーっとし放題です。
時間ばかりが過ぎていきます。
30分経っても、
まだこれだけ?といった勉強量になっていても
親は気づけません。
「1時間勉強した!」
と子どもが言っていても、
本当に1時間分の集中できていたのか・・・
もしかしたら半分は違うことをしていたのではないか?
自分の勉強部屋で勉強をしている子供の保護者の方に
ぜひおすすめしたいのは、
勉強の結果をチェックしてあげることです。
結構やっていないことありますよ(^^;
私も子どもの頃は勉強部屋がありました。
部屋のドアが閉まっていたので
かなりリラックスして気ままにマンガを読んで
時間をつぶしていたことを思い出します。。。
親の足音を察知する能力は異常に高くなり、
まるで聴力検査のごとく、耳に神経を集めていました。
そのおかげもあって
さぼっていることがばれたことはありません!
子供部屋があること自体は
悪いことではないのですが、
子どもの勉強にとっては
マイナスに働くこともあるということを
気に留めておいてください。
「親の近くのリビングで勉強するのがいい」
という理由について
理解していただけたでしょうか?
親の言葉かけがはとても有効ですので、
リビングでの勉強を試してみてくださいね。
子育ての参考になればうれしいです。
では、また。