2015年11月25日水曜日

世話好きな人は自己評価が低いということ。



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世話好きな人は、単に優しい人なのではない。


相手を自分に依存させ、
自分が重要な人物であることを実感したいのだ。


アルフレッド・アドラー

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テキパキと何でも間でも世話をしてくれる人は
周囲の人にとってありがたい存在です。


でも、行き過ぎると
ちょっと煙たがれるなんてことも。

世話をしている本人は良かれと思っているんで
そのことには気づかないからやっかい。



どうして行き過ぎた世話をやく人がいるのか。



それが上記のアドラー先生の言葉です。




今までの人生の中で自分の価値を高くみることが
できずに大人になる人がいる。



自分の価値を見出すことができないから
他者から価値を見出してもらう必要がある。



世話をする。
頼られる。
必要とされる。
自分は必要とされる価値のある存在だ。



そうやって自分の価値を確かめる。

自信を無くす子ども


子育ても似ているところがあります。



ダメな子ねと愚痴りながら
整理整頓をやる親の子は
自分で片づける能力を高めるチャンスを奪われ、
結果として片づけてもらわなければならない子になる。


愚痴を言いながらも
子どもから必要とされる。
愚痴を言いながらも
子どもの役にたっている。



そうやって
自分の価値を確かめているということもあるんです。




アドラー先生の言葉が
必ずしも正しいとは限りません。



でも、
自分の心に何か響くものがあったときは
自分の行動を振り返ってみるのも
心の成長のきっかけになるかもしれませんね。



関連書籍
親と子のアドラー心理学 勇気づけて共に育つ


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